SIP(shelter in place)/ Stay Home を振り返る

振り返る、といっても終わったわけではないのですが、17日でSIPがスタートして丸二ヶ月経ちます。この辺で一度振り返ってみようかなと思います。

1.買い物

うちは食料品をwhole foodsと土曜日のファーマーズマーケット、good eggsという宅配サービスで調達していたのですが、whole foodsに買い物に行くのをやめました。4月は一度も行かず、今月もまだ一度も行ってない。

理由は行列のながさ

後述しますがうちは「過剰な警戒」にも「過剰な安心感」どちらにも否定的で、SIPで出かけるところが無くなった、以外はあまり変化のない日常生活を送っていました。しかし

混雑しているところで味わう居心地の悪さ

に耐えられず行くのをやめました。
居心地の悪さとは、いうまでもなく感染への恐怖だったり、また、アジア人、それだけではないどこの誰だかわからない他人に対する冷淡な視線であったりといろいろなものが相まって生まれる「居心地の悪さ」です。

スーパーを出て、クルマに乗り、マスクと使い捨て手袋を外し、溜息と深呼吸の混じったような深い呼吸をした後にどっと訪れる疲労感。

 

これいつまで続くんだろ

 

朝イチは閑散としていたファーマーズマーケットも毎週人が増えていき、何を買うにもSocial distancingを保った列に並び、自分で野菜を丁寧に選びピックアップすることができなくなり、宅配はウエブサイトにアクセス出来ない時間が増え、その後週一でしか買えなくなり、その週一に自分の欲しいものが揃ってるとも限らない(ちょっとコツが必要になった)等、そんなことはスーパーで味わう居心地の悪さに比べれば、全然。

みんな卵がない牛乳がないと言っていても、うちは卵2パック、牛乳1/2ガロン、気に入っていつも買っているメーカーの物を毎週欠かさず買えました。good eggsには感謝しかないです。

*good eggs、本日より中6日規制が中4日規制になりました。


2.感染対策的なこと

 

2ドル札が珍しくて撮ったんですが、手袋をしてますよね。
これは使い捨て手袋。医療機関や飲食店、どこでも使われているものです。
マスクだけではなく手袋を買い物の時は必ずつけました。
うちはマスク<手袋、でした。
自分の為でもありますし、こちらはお金やカードの受け渡しにかなり神経質で、カードを消毒してから返すところも少なくありません。
お店の人にも安心して、気分良く接客してもらうために手袋をしました。

*今はマスク着用が義務化され、食料品店等建物の中に入る時、何かの列に並ぶ時、店頭で商品を受け取る時はマスク必須となりました。
*サンフランシスコ市では散歩/ジョギング中のマスクは必要ありませんが、隣接市町村では必要なところもあります。

外から帰ってきたら手を洗うスマホを拭く、等はコロナウイルス関係なくごく当たり前のことですが、うちはクルマに消毒用アルコールを旅行用の霧吹きに入れたものを常備し

お店から出る→車のドアを開ける→中からアルコールを出す→手がビシャビシャになるまでかける→クルマのドアノブにもかける→10数えてから伸ばして乗車

というおまじないを毎回やっていました。
正直殺菌目的というより(殺菌効果はわからないので)精神の安定のためです。
やらないよりマシ。

3.最も気をつけたこと

「過剰な警戒を煽る人」も「過剰に安心を煽る人」、両方とも距離を置きました。

「過剰な警戒を煽る人」を見ていると、自分ももっと気をつけた方がいいのか、今のままで大丈夫なのか不安になりますし、「過剰に安心を煽る人」を見ているとイライラします。過剰な警戒勢は、この騒動が終っても非科学的なことからなかなか抜け出せないでしょうし、過剰に安心を煽る人、実は誰よりも不安を抱いているタイプで安心感を求めて煽っていたりします。
どっちもどっち。どちらを見てもメリットは全くありません。

規制やストレスの多い日々の中でも楽しく過ごす工夫をしている人を見ていた方が精神衛生上良いに決まってます。
自分自身の(ツイッターでの)発信もそう思ってもらえるような内容のものを心がけました。

人の行動を気にする暇があったら、少しでも快適に、できる範囲内で楽しく過ごすことを考えるべきで、かといって無理に楽しさを演出することもなく、いつもと同じ生活を心がけるのが一番、という結論に達しました。


なんだかんだいってみんな思うことは一緒。

 

早く終わって欲しいね。