肉じゃないおニク。

日本はお昼すぎくらいだと思うんですけど、みんな今日のランチはなんですか?

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これはわたしの土曜日の朝ごはん。朝ごはんにしてはおかしい飲み物が写り込んでいますが気のせいです。
皆さん今日のお昼はハンバーガーどうですか?

このハンバーガーのパテ、お肉じゃないんです。

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ひき肉で作ったおなじみのハンバーガー用パティに見えるでしょ
でもねお肉じゃないの。

Impossible Burger
https://www.impossiblefoods.com/
工場で様々な肉以外の材料を組み合わせて作った合成肉です。

いちいち説明するのめんどくさいんで、以下日本語記事のリンクをどうぞ

・牛肉そっくりの「合成肉」でハンバーガーができるまで──奇妙な「科学」の裏側と、安全性を巡る攻防(WIRED JAPAN)
https://wired.jp/2018/01/11/the-impossible-burger/
「植物肉」は“ほぼ”肉の味だった 米西海岸で注目の次世代ハンバーガーを食べてみた(日経ビジネスオンライン)
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/051100135/051600005/

意識高い話はみんなお腹いっぱいでしょう。なので単純に旨いマズいの味ネタをわたしは担当させていただきます。

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味は「ファストフードの味」です。しかもドムドムとか古代のファストフード味。
しかも物によってバラつきがある(旦那と2人で1個づつ食べた/作り手の問題かもしれない)
いいですか?ファストフード味ってのはバンズ、肉、ケチャップ、マスタード等を口に含んで構成されるわけですよ。非常に奥ゆかしい味わいなわけです。でもこれは肉単体でファストフード味。そのため肉/バンズ+野菜とのバランスが最高に悪い。
更になんか昔懐かしい胸焼け感があります。マズいカップ麺食べ終えた後のたようなアレです。(これに関しては提供している店の作り方の問題かもしれない)
褒めるべき点もあります。食感が完全にひき肉。ハンバーガーの肉。
しかもファストフードじゃない高級ハンバーガーに挟まってるタイプ。何の違和感もなし。硬いとか引っかかりがあるとかパッサパサとかそういう感じはない。

宗教上の理由で牛肉が食べられない人や肉を食べない主義主張の人たちだったらこの合成肉にはもう少し高得点を付けるかもしれませんが、わたしは二回目はないかな。
(環境や今後の食料問題のためにも)肉を合成するという発想はいいんだけど味まで合成感丸出しにしなくてもいいんじゃないのかな。
CNBCでも度々紹介され、オークランドに工場ができた時は中継も出てたので結構期待していたんだけどなー。結構がっかり。
食感がイケているので普通にハンバーグにしたら旨そうだし今後は他の使い道にも期待したい。でもここはアメリカでハンバーグ食う文化無いんだった…残念。
それこそ日本の昔懐かしい「何の肉だかよくわからない肉を使ったフードコートに入ってるハンバーガーに挟まってた肉」のほうがよっぽど旨いし、日本のほうが旨いもの作れるのではなかろうか…。

とはいうものの話のネタに食べてみたい、という人はサンフランシスコ市内で食べれます。(何箇所かある)
わたしはフェリービルのGOTT’Sで食べました。https://www.gotts.com/ 
$12.99(税チップ別)

やっぱおニクは肉のほうがいいよ。

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おまけ

神様が前回のブログ読んでたのかなんなのか、散歩してたらテニスボールが転がってて

イヌも前回の記事を誰かに読んでもらったのか遊んでくれました。
見ていた人に飼い主共々褒められる。