Perfumeのサンフランシスコ公演に行ってきた。

昨日日曜日、Perfumeのサンフランシスコ公演がありまして。
(参考:Perfume 6th Tour 2016 「COSMIC EXPLORER」
2016年 北米ツアー開催日決定!!
http://www.perfume-web.jp/news/individual.php?id=412
http://www.perfume-web.jp/cam/cosmicexplorer/ )

前日になり友人が一緒にいく人を探していたので、ご一緒させていただくことにしました。
チームはチャウダーです。

ちなみに私はPerfumeに関しては「名前を知っている」「曲はちょっと聞いたことある」という程度で、前日に日本の友人が送ってくれたYouTubeもほぼ見ないまま行ってしまいました。ちょっと不安w
会場はサンフランシスコで最も治安の悪い地域、テンダーロインにあるThe Warfield。収容人数約2500人。えええええ!Perfumeって武道館とかああいうところでやる人たちだと思っていたので驚き。(座席参考リンク

入場列が会場を一周しておりました。

内容、ネタバレ等は既に書き尽くされていると思うので割愛します。

わたし、途中で不覚にも涙が止まらなくなり…
何でしょうね。サブカル世代、90年台のクラブキッズに該当する人たちには伝わるかと思いますが
「初めてクラブ行った時の、フロアが別世界みたいになんだか輝いて見えたあの感じ。」
なんですよね。懐かしいやら感動するやらでポロポロと涙が…。なんで泣いているのか自分でもよくわからない。
映像がとにかくすごい。先日の「リオの安倍マリオ」ですっかり有名になったRhizomatiks様謹製。映像すごい。わたしは「これVRで見たい!」を連発しておりました。しかも日本のトップアイドル自らスクリーン(通称:網戸)を持って移動。別な方向に感動。Perfumeすごい。

先日の安倍マリオもそうなんですが東京なんですよ。
何を意味不明なことを言ってんだお前と言われると思いますが、今日はおもいっきり好き勝手なことを書きます。
あれは東京で、渋谷なんです。
どこかに渋谷の何かが出てくるわけではないんですけど、光、色、線、幾何学模様、とにかく渋谷を思い出すんです。郷愁です。脳内は日本の、渋谷の思い出でいっぱい。
あぁ、wombができて初めて行った時もこういうひかりをみたなぁみたいな。
脳内麻薬でまくり。大号泣。

そんな渋谷の思い出でいっぱいになったところに次の曲がポリリズムですよ!
くりかーえーすこのぽりりーずむー
もう頭のなかは懐かしの渋谷HMVですよ完全に。
今日何?Perfumeって何?アイドル?へーあのCMのうたのやつ?すごい人だねぇ
み た い な !

落ち着いて私。

そもそも会場がなんだか優しさに満ちているんですよ。衣装作って着てきたお子さんがいて、あーちゃんの呼びかけに一生懸命応えているんですが、二階席なのでステージからはなかなか見つけられないのですよ。まわりにいたすべての大人は一斉に手を振りましたよね。あーちゃん!こっち!こっちこっち!
「何歳なの?」とあーちゃんが聞くと、まわりの大人はすべての言語で「何歳なの?」を言うんですよ。はうおーるど?いくつ?中国語も聞こえました。お母さん隣にいたんですけどね。でもみんな一生懸命なんですよ。優しい。ほんとに優しかった。まるで自分のことのように喜んでいました。

Rhizomatiksの映像ばかり褒めていますが、Perfume自体ももう、あれもっとオッサン世代とか見に行ったほうがいいと思うんですよ団塊ジュニア世代以上のおっさん世代。女の子3人編成。わたしは幼いころに見た記憶があります。テレビで。

キャンディーズ。

残念ながら幼少期すぎてキャンディーズに関する知識は全く無いのですが、女子3人編成といえばキャンディーズですよ。そこにいるだけでなんかもう懐かしいんですよ。最先端の映像とともに流れる音楽はテクノポップですが、トークになるとトップアイドルぽくないんですよ。会場との距離感が。メジャーデビュー前のアイドルみたいなんですよ。すごく近い感じ。
クラム! いえーい! チャウダー! いえーい!
クラムチャウダー! いええええええええええええええええい!
映像、見た目全てにおける脳内懐かしさのピークで聞こえてきたのが「ジェニーはご機嫌ななめ」ですよ。完全に昭和ですよ。コールするんですよ。のっちー!あーちゃーん!ゆかちゃーん!マジでおっさん世代はもっとPerfumeに慣れ親しむべきですよ。そこにはきっとあなた達の青春があります。

昭和があり現在、未来、もっとずっと先の未来を垣間見ることが出来る。
Perfumeサンフランシスコ公演は、Perfumeは最高でした。


この後、友人は真鍋大度さんと2人で写真を撮ってました。
待っている間、何も知らない無知な私に丁寧に真鍋大度さんについて教えてくださった男性、ありがとうございました!