明日は独立記念日です。(7月4日)
>独立記念日には各地でパレード、バーベキュー、ピクニック、野球などのイベントが開かれる。また独立記念日恒例の打ち上げ花火は1777年以来の伝統行事である。
バーベキュー以外にやることないのかアメリカ民よ…。
霧の街サンフランシスコの花火は深い深い霧に隠れるのであまり期待出来ません。
近くからも見えないw
これ、雲じゃなくて霧。夕方になると太平洋側からサンフランシスコ湾側に侵攻。
日暮れ×霧だと本当に何かが侵攻してきているように見える。
今日は月曜日ですがみなさん有給を取ってお休みしているらしく、オフィス街はお休みのお店が多く、道路はすいていて、観光客がいつにもましていっぱいいる。
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3月末、友人が「受験生に混じって世界史の塾に行っている」「すごい面白い」「先生が本出した」という内容の投稿をfbに。彼女が通っている池袋にある世界史専門塾(ゆげ塾)が出している本を激推ししていた。
最初あまり興味がなかったんだけど暇だったのでKindle版4冊を買って1冊チラ読みした後ジムに行った。
ジムに行くとNIKEのマネキンみたいなホレボレする美しい身体の人がいる。
日本に住んでいた時はNIKEのマネキンはマネキンだとおもっていたけどああいう身体の人が実在する(しかも珍しくない)事をアメリカにきて知った。
いつも「神様はなんて不公平なのかしら…わたしはどんなに頑張っても人種が違うからあんな美しい体にはなれない」と思っていつも見ていた。
でも、その日は全く違うことを思った。さっき読んだゆげ塾の本にはこう書いてあった。
一部の奴隷主はガタイの良い男とガタイの良い女を強制的に交配させてガタイの良い遺伝子を作っていきました
(ゆげ塾の構造がわかる世界史 前編 p71より)
わたしが住んでいるアメリカという国に黒人差別の悲しい歴史があるのはもちろん知っている。だけど黒人の美しいボディラインは神様が与えた特別なものじゃなくて「18世紀の太平洋三角貿易」の悲しい過去から生まれたもの。不公平なのは神様じゃなくて人間。
待って、世界史おもしろい。
日本の友達に熱く語っておりましたら、Kindle化されていない本をプレゼントしてくれました。ありがとう〜!!
本当はもっと賢そうな文章でそれっぽく内容を紹介したいのですが、残念なことにわたしはアホの子なのでいつもの調子でいくつかピックアップしますと
>そのため、合衆国は今後複雑な中東外交から手を引く可能性が高いと言われている。(p212 なぜアメリカが中東の和平を促すのか)
あああああああああこういうニュースあったねあったよねカタールと断交、あれ大統領がサウジ訪問した直後だよね?もしかしてあれアメリカが外交から手を引いちゃったとか?とか?
>1972(昭和49)年にはニクソンは訪中に至った。(中略) その懇願ぶりはニクソンの嫁さんの真っ赤なコートからも分かる。赤は共産カラー。
ああああああああそういえばさ、習近平きた時にメラニアって赤い服着てなかったっけあれなんかお願い事でもあったのかな?
>1981(昭和56)年に「強いアメリカ」を揚げたレーガンが大統領に就任
(p214)
ああああああだからパクってんのかとか言われてたのか、てかパクりじゃん!
とか戦後アメリカ史の部分読むだけでいちいち「あ!そういえばさ!」みたいなのが多いこと多いこと…ニュースの見方が一気に変わった。
もちろん皆さんはわたしみたいなアホの子と違いこの程度の知識はお持ちだと思うのですが、本当に3時間で日々見るニュースが一気におもしろくなるので在米だけではなく海外在住の皆さんには是非読んでいただきたい一冊。一番のオススメポイントはすっごい簡単に読めるのに内容は深いところ。ちょっと物足りなさはあるけど、それを補うと敷居が高くなって気軽に読める本ではなくなってしまうかも。
世界史の何が面白いかってすべてが今見ているニュースにつながっている。
日本史はここまで直結していない気がする。
ゆげ塾の構造がわかる世界史 後編
ゆげ塾の中国がわかる世界史
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おまけ
日曜の朝は車が止めやすいのでピア17のながーーーい桟橋へ。
海沿いは楽しいのかとにかくよく歩く。うちのまわりみたいに立ち止まって「おやつくれ」とかいうこともない。うっかりすると置いていかれる。
ここは釣りをしているおじさんがたくさんいる。海あんまきれいじゃないけど食えるのかな…と思ったら注意書きが出ていた。
(クリックすると拡大します)
鮭釣れるの???てかサメは釣れても食わなくね?
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