わたしには「ラーメンマン」と呼んでいるラーメン大好きな友達がいるのですか、滅多に連絡を取り合わないそのラーメンマンからある日LINEが。
ラーメンマンがわざわざLINEしてきて食えって言ってるなら旨いにちがいない。
Mensho Tokyo
672 Geary St
Lower Nob Hill
San Francisco, CA 94102
(415) 800-8345
http://mensho.tokyo/
ラーメンマンが連絡してきたのがオープン翌日。それから行こう行こうと思っていたのだが行列がすごい。近所に住んでる人に聞いたら毎日オープンから並んでるらしくスープか麺がなくなると閉店。無慈悲。
私たちが行った3月1日、オープンしてまもなく一か月が経とうというのに30人以上並んでてラーメン食べるまで約50分かかりました。(並び始めたのは21時15分頃)
※1人のひといませんか?と途中で何回か列に声をかけていたので、ひとりで来ると早く入れるかも。
このガラスの向こう側すぐでラーメン作ってるお兄さんの腱鞘炎らしきテーピングが気になって気になってそればっかみていました。そりゃこんなに混んでて一日中麺切ってりゃ腱鞘炎にもなるわ……。大丈夫なのだろうか。
ちなみにお兄さんはお兄さんではなく麺や庄野代表の庄野智治さん でした。社長自ら作ってんのか。
前置きいいのでラーメンを食べましょう。
入口のお兄さんと配膳の女の子に自分の店の好きなラーメンを聞いたら「ヴィーガン坦々麺」「醤油」で、ヴィーガン坦々麺食べてる人がいて見た目がおいしそうで気になったけと無難に醤油に。旦那は鶏白湯。
鶏白湯。
「グレービーソースに茹ですぎたパスタつけて食べてるみたい」と食べたお友達が言ってましたが、確かにこれは好き嫌いのとても別れる感じ。
言ってることはよくわかる。間違ってはない。
鶏。鶏の風味がすごい強い。悪くいえば鶏くさい(生臭いわけではない)とにかく鶏肉。超鶏肉。感想が「鶏」しか出てこない。但しわたしも旦那も嫌いではなく、特に旦那はこれをとても気に入って食べてる最中からまた食べようを連呼。
太麺。
オーガニック醤油。
めっちゃくちゃうまい。まずチャーシューが激烈にうまい。チャーシューは二種類あって手前のオーソドックスなポークチャーシューがほんとにおいしい。これは元々チャーシュー1枚追加してるんだけど5枚くらい乗せたい。チャーシュー丼とか食べたい。奥の鴨チャーシューもまじうまい。鴨からふわっと漂う山椒の香り。ほんと美味しい。鴨はどんどん火が通るので先に食べるかスープから出しとくと味の変化なく食べれる。
いわゆる魚介系ラーメンって初めて食べたけど、なんていうかもっと出汁出汁してんのかと思ってたけどめちゃくちゃおいしい。もっとあっさり物足りない味を想像していたのでびっくりしたくらい。てか何書いていいかわかんないわ。おいしくて。
平麺。
両方とも気になったのが麺がちょっと柔らかいかなー。固茹でとかできないのだろうか。もう少し固いほうがいいな。
てか、醤油はラーメン云々じゃなく料理として抜群においしかった。
サンフランシスコの様々なレストランのなかでも上位にくい込むうまさ。まじうまい。ミシュラン取りそうなレベル。いやマジだって。ここやばいよパないよ。口に入れて丁寧さ繊細さ伝わる味みたいなそんな感じ。それなかなかない。
しかも「日本が恋しくて郷愁の念からついつい甘い評価を」する事のないように日本から帰ってきた日に食べてこんなに旨いと思うんだからね。ほんとパない。
このラーメン(醤油)、日本酒にとても合いそうなのにお酒おくと回転率下がるし置く気ないだろうな。残念だ。これは酒飲みたいわ。
ラーメン一杯18ドルは少し高いなぁ。でも許せる味。でも高いよな。でも許せ(葛藤
おまけ
日本で小さな、瀬戸で出来た雛人形買ってきた。もう少し飾りあったほうがよかったかな。(飾りも売ってた) でもかわいい。しばらく置きたい。
「Mensho Tokyo」への1件のフィードバック