神泉寄りの渋谷のお店は意識高い系代表みたいな客室乗務員みたいな略語のあの会社の人が目をつけると流行る傾向にあるんだけど、その会社の手垢がついてないお店の方が客層がよくてわたしは好きです。
うつらうつら
03-3485-1555
東京都渋谷区松濤2-14-5 ヴィラ松濤 1F
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13182589/
この近隣で似たような雰囲気で日本酒が飲めるお店は百軒店のオーナーが能登出身(だったはず)で北陸のお酒が多い Chintara 、その裏手の百軒店でも最もdeepなところにある なぎ は店主の奥様の出身地福島県のお酒を多く取り揃えてる。(もう1軒八百屋さんとローソンの間にできたっぽいね)
うつらうつらは店主の高木さんが愛知県出身ということでこちら
長珍。
私たちは長珍のおいしさにハマり、長珍を飲みまくるためにこのお店に通ってる。
ちなみにdancyu3月号に掲載
高木さんの理系っぽさはその天才的な「相手の味覚(酒の好み)を見抜く力」にある。とにかく客の好みの酒を選ぶのが上手い。
あれは去年梅雨があけるかあけないかの頃、夕方犬の散歩帰りにお店のドアを開け、仕込みで忙しい料理担当の人を捕まえ営業時間などを聞いた。1週間後くらいに旦那が出張で来たので一緒に行ったら店の雰囲気、料理、酒の旨さ何から何まですべて気に入った。
帰りに「このお店はすぐ予約が取れなくなるよ。絶対に流行るよ」と言うと高木さんは「そうだといいんですけどー」なんて笑っていたけど、実際に予約取りにくくなるまで2ヶ月もかからなかった。
渡米前、貸切って盛大な送別会を開きお店に入り切らないほどのお友達が来
……もういいや、とにかく最高に大好きな自信を持って紹介できるいいお店。
アメリカに戻る日ギリギリまで飲んでいた。
長珍生は最高にうまい。
そうそう
このお店私の作った糠床で漬けた糠漬けが食べれます!もちろんもううつらうつらの味なので私のよりめちゃくちゃおいしいです!
これは日本到着した日にまたお店を貸し切って盛大な飲み会を開いてもらった日のもの。みんなありがとう。
五百万石という酒米のおにぎりと一緒に。
今回、料理担当の人が新しい人になりちょっと不安だったけと、全然何の問題もなくおいしくて感激。
酒粕コロッケ。これまじおいしい。取り合いに。
アメリカ行く直前に生原酒ばっか出してくれるところに愛を感じた。
これ、とても変わった味のお酒で出汁みたいな強い風味だった。高木さんは「(私が)あまり好きじゃないかも」って言ってたけど結構好き。お蕎麦と合いそう。
うつらうつらはチーズ×日本酒がとても上手くて旨い。
チーズと日本酒はこんなにあうのか!とびっくりする。
余談だけど私はシメイドレというウオッシュチーズが好きで、帰国日に出されたチーズをこれすごくおいしいね!なまえ何??と聞いたところ
「大好きなシメイドレですwww」
この辺には売ってないのかなシメイドレ。探してるけど見つからない。
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サンフランシスコに来て食べもの、特に和食が恋しいと思うことはありがたいことにまずないんだけど、うつらうつらは別。夢に出てくるくらい恋しくなる。お酒はもちろん店構えから料理から、そこにいるお客さんまですべてにおいてステキ。
みんなが日本酒を好きになれるいいお店です。機会があったらぜひどうぞ!
要予約!(月曜日はおやすみです)
注:今日の記事、写真がやけにキレイなものがありますがお友達が一眼レフで撮ったものを借りました。佐藤くんありがとうー。dancyuは別のお友達にかりました。ありがとうございます!
おまけ
ひなまつりにお赤飯を炊いたよ。